昆虫の観察ノートの書き方。名前がわからなくても始められる
虫の名前を知らなくても、観察は始められます。「どこにいた?」「何をしていた?」。見えたことを一つ残すだけで、次に比べるためのノートになります。
まずは、この4項目だけ
長い文章でなくても、短い言葉や絵で十分です。次の項目は、むしかごが提案する観察メモのひな形です。実際の観察記録ではありません。
- いつ・どこで:日付、時間、草の上・木の幹などの周りの様子。
- 見えた特徴:色、形、模様、見えた足やはね。
- していたこと:止まる、歩く、飛ぶなど、目の前で見た動き。
- 次の問い:わからなかったこと、もう一度見たいところ。
見えたことと、思ったことを分ける
たとえば「葉の上で動かなかった」は見えたこと。「眠っているのかな」は予想です。この2つを分けると、あとで調べることがはっきりします。これは書き方を説明するための例文です。
名前に自信がなければ「赤い小さな虫」のように仮の呼び方で残しても大丈夫。写真のAI候補も、名前を考える手がかりの一つとして扱い、図鑑などで確かめましょう。
写真でも、絵でも、比べる材料に
熊本博物館の学習資料には、標本をスケッチして気づいたことを記録し、体のつくりを調べる活動があります。細部まで上手に描くことより、どこを見たかが伝わることを大切にしてみましょう。
写真なら全体の姿、絵なら気になった模様など、自分が残したいことを選べます。あとから同じ仲間に出会ったら、前の記録と並べて違いを探してみてください。
虫と、自分たちのペースで
観察のために追いかけ回したり、知らない虫に触れたりする必要はありません。大人と一緒に、足元や周囲を確認できる場所から眺めましょう。公園などでは、その場所の利用ルールを守ってください。
むしかごアプリでは、写真や自分の絵を集めたあとに、名前や観察のお話を追加できます。まず出会いを残して、家に帰ってから親子で振り返る使い方もできます。